こういうの書きました。
まず翌日の各紙見出しだけでもけっこうふり幅があった羽生さんの会見。そこからいろんなこと考えちゃったね。【サンキュータツオ 体育見学講座】羽生結弦はやっぱり競技が好き? 多様性とは真逆な点数化 新たなプロ選手像を期待 https://t.co/Ed81nLUETT
— サンキュータツオ(米粒写経) (@39tatsuo) July 29, 2022
お笑いの世界も、1990年代の「爆笑オンエアバトル」から始まって、2000年代に入るとM―1とかキングオブコントとかR―1グランプリ、すべて点数化して優劣をつけてきました。そしてこのことによって注目度も上がったし毎年王者が生まれて、いろんな才能が知られるようになりました。けど、本当は点数化できるほど共通の物差しってのはなくて、それこそ4回転ジャンプのような、わかりやすい「高得点」もない。結局はウケたかウケなかったかという結果論でしか評価できないんです。そして競技の決勝にもいけない芸人たちは「芸人」としても認識されず引退するしかなくなる。点数化の功罪なんですよね。ただ、スポーツと同じくらいには、注目されるジャンルになった。
点数化するということは、評価軸がある程度は決まっているということ。つまり、点数にならないパフォーマンスは誰もやらなくなり、最終的には均質化につながっていき、そのなかでミスがないものがナンバーワンになる。多様性とは真逆の方向なのです。実際、そういう競技って息が詰まるだけで見てて楽しくない。
世に出た芸人が、点数の関係ないポジションまでいってはじめて「個性」を発揮できるように、羽生選手が新たなプロ選手像を創り上げ、多様性のある評価の世界に連れていってくれると期待したいです。 (漫才師・サンキュータツオ)
なかなか面白かった
賢そうな人だね言ってることもよく分かる
点数にならないことは誰もやらなくなり個性がなくなる
羽生が目指してるのはこの人の演技が見たいという個性も入ってるんだよね
>点数にならないパフォーマンスは誰もやらなくなり、最終的には均質化につながっていき、
この辺り興味深くて面白かった
この人ルール改悪の事も知ってそう
みんなもう触れてるけど点数にならないパフォーマンスは~って部分の考察面白かった
確かにそうなんだよなー
嬉しいね
ジャンルの違う人がこうして語ってくれるの嬉しい
かなり面白いねこの分析
こういうのは広めたい
確かに今のフィギュアは点数にならないこと(本来は点数に反映されるべきだけど)やらなくなって助走とジャンプだけになったなw
+FSが4分になったせいもあるよね
4分半の頃の方がみんな個性が光るプロだったと思う
良い情報ありがとう
素晴らしい分析力
端的に書かれてて読みやすかった
プロの方が個性を発揮できる
不思議な感じだけど羽生ってアマの頃からめちゃめちゃ個静的だったよなと
コメント